Xorg環境でディスプレイの解像度ではなく表示倍率を変える--scale

Before
before

After
after

問題

 上記 'Before' のように、 解像度の低いディスプレイでvivaldiのサイドタブを使っていると、 ページの表示に使える領域が非常に狭くなる。

もちろん解像度が低いので仕方ないのだけど、 同じディスプレイをWindows10またはmacOS HighSierraにつなぐと、 なんと見た目上は使える領域を広くしてくれる (表示倍率を自動調節してくれる)。

Xorgはすごいので、Linuxディストロでもできるだろうと思って調べた。

解決

# --scaleを見て欲しい
$ xrandr --output DP-1 --mode 1280x1024 --pos 2160x0 --scale 1.6x1.6

 これでWindowsやmacOSのように、 表示倍率を変えることができた。 (上記 'After' と 'Before' を見てもらえれば思う)

解像度が変わったわけではないので文字が若干荒く表示されるので ターミナルエミュレータを表示させておくのは厳しいが、 ブラウザや画像などを見る程度なら快適である。

筆者プロフィール

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aiya000(あいや)

せつラボ 〜圏論の基本〜」 「せつラボ2~雲と天使と関手圏~」 「矢澤にこ先輩といっしょに代数!」を書いています!

強い静的型付けとテストを用いて、バグを防ぐのが好き。Haskell・TypeScript。