Ubuntu15.04にnodejsとtypescriptを入れた

Ubuntu15.04にnodejsとtypescriptを入れた

目的 : TypeScript実行環境を整える

1. どのパッケージをインストールすればいい?

参考ページ
http://y-anz-m.blogspot.jp/2012/11/ubuntu-typescript.html

ただしリポジトリを追加する必要はなかった
実際に行った作業は以下の通り。
これを実行するとnpm及びnodejsの実行環境が入る。

$ sudo apt-get install npm nodejs

次にTypeScriptをインストールする。

$ sudo npm install -g typescript

これでTypeScriptの実行環境が整った。
…が、実際にTypeScriptを実行するにはもうひとつだけ作業が必要だ。

だって、TypeScriptのコンパイラであるtscコマンドを叩くとこんなん言われるもん。

$ tsc -v
/usr/bin/env: node: そのようなファイルやディレクトリはありません

2. tscコマンドを実行できるようにする

参考ページ
http://improve.hatenablog.com/entry/2015/03/05/190251

ただしtsc自体を修正するのは嫌だったので、update-alternativesコマンドを使って
nodejsパッケージによりインストールされたnodejsコマンドをnodeコマンドに仕立て上げた。
( nodejsパッケージでnodeコマンドが入らない理由は上記サイト参照 )

作業は以下。

$ sudo update-alternatives --install /usr/bin/node node /usr/bin/nodejs 10
update-alternatives: /usr/bin/node (node) を提供するために自動モードで /usr/bin/nodejs を使います

これで/usr/bin/nodeに/usr/bin/nodejsへのリンクが貼られる。
alternativesが何かわからない、もしくは管理が面倒、という方は以下でいいと思う。 ( 非推奨 )

$ sudo ln -s /usr/bin/node /usr/bin/nodejs

結果

tcsコマンドで.tsファイルを.jsファイルにコンパイルできた。

筆者プロフィール

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aiya000(あいや)

せつラボ 〜圏論の基本〜」 「せつラボ2~雲と天使と関手圏~」 「矢澤にこ先輩といっしょに代数!」を書いています!

強い静的型付けとテストを用いて、バグを防ぐのが好き。Haskell・TypeScript。